Refined Storageの解説(1)最小構成+α ← 前回
Refined Storageの自動クラフトについて解説していきます。
自動クラフトで出来ること
改めて自動クラフトで何が出来るか紹介します。
- 作成したいアイテムと個数をグリッドから選択することでクラフトできる
- 中間素材が足りなければ、自動でクラフトされる
- かまどや他MODの機械等でクラフトするアイテムもクラフトできる
- 上記を省スペースで実現できる
自動クラフトのやり方
大まかな流れ
自動クラフトの大まかな流れは以下の通りです。
- 自動クラフトしたいアイテムのレシピをパターンに登録する
- レシピを登録したパターンをクラフターに格納する
- グリッドからクラフトしたいアイテムを選択し、個数を指定する
実際にクラフトしてみる
まず、ネットワークにパターングリッドとクラフターを接続します。
パターングリッドを右クリックで開き、画面右側の「↓」ボタンの上にパターンを配置し、中央にクラフトしたいアイテムの素材を配置します。(ここの素材配置は、JEIの「+」ボタンから行うと素材が手持ちになくても出来るので便利です。)
全て配置が完了した状態で、画面右側の「↓」ボタンを押すとパターンにレシピが登録されます。
クラフターを右クリックで開き、レシピ登録済みのパターンを格納します。
(クラフターに格納されたはパターンは、アイコンが完成品のアイテムに変化します。)
この状態でグリッドを開くと、レシピ登録したアイテムがグリッドに表示されます。
(今回は石炭ブロックのレシピを登録したため、石炭ブロックが表示されています。最初の画像から石炭が増えていますが、素材を入れ忘れたため後から追加したもので、レシピ登録による効果ではありません。)
ネットワーク内に在庫が無い状態で、レシピ登録したアイテムを取り出そうとすると、個数を指定する画面が表示されます。
個数を指定して開始ボタンを押すと、自動クラフトのプレビュー画面が表示されます。
ここで、どの素材が何個消費されるか確認できるので、問題がなければ開始ボタンを押してください。
(素材が足りない場合、何の素材が何個足りないか表示されます。)
グリッドの画面に戻り、少し待つとアイテムがクラフトされ、取り出し可能になります。
以上が通常のクラフトを自動化する手順です。
中間素材を必要とするクラフトの自動化
例えば松明のクラフトは、原木から板材をクラフト→板材から棒をクラフト→棒と石炭をクラフトといったように3ステップ踏む必要があり、とても面倒です。
このような面倒なクラフトも、中間素材のレシピを登録したパターンをクラフターに格納しておくことで、自動化することができます。
松明のクラフトを自動化する場合、オークの板材、棒、松明のパターンをそれぞれクラフターに格納します。
グリッドを確認するとオークの板材、棒、松明が表示されますが、欲しいのは松明なので、松明を取り出します。
(松明と棒は在庫が0の状態です。)
個数選択してプレビュー画面を表示すると、在庫が足りていない棒も自動でクラフトしてくれるのが分かると思います。(文字が潰れていて見づらいですが…)
作業台以外のクラフトを自動化する
かまどの自動化は応用が必要なので、まずはMekanismの電動精錬機(電力を消費して精錬するかまど)を使った木炭の精錬を例に説明します。
電動精錬機を適当な場所に配置し、クラフターとインポーターを電動精錬機に向けて接続します。
※クラフターの向きは、Refined Storageのレンチで変えられます。
※クラフターから素材を搬入、インポーターから完成品が搬出されるので、電動精錬機の搬出入の設定は適切に行う必要があります。
クラフターとインポーターの位置がネットワークから離れている場合は、ケーブル等を使ってネットワークに接続しましょう。
次に、パターングリッドを開いてレシピを登録するのですが、作業台以外のクラフトを自動化したい場合、「加工」のチェックボックスにチェックを付ける必要があります。
チェックを付けると、3×3のマスが2つに増えるので、左に素材、右に完成品をセットします。
(先程と同様に、この操作はJEIの「+」ボタンでも出来ます。)
通常のクラフトの時と違い、素材アイテムと完成品の個数を入力する必要があります。(素材と完成品の割合が1対1とは限らないため)
配置したアイテムをクリックすると下の画像のような画面が表示されるので適切な個数を選択します。
今回の例では、原木(素材)と木炭(完成品)は、1対1の関係のため、全て1を選択します。
入力が完了したら「↓」ボタンを押してレシピをパターンに登録し、パターンを電動精錬機に接続しているクラフターに格納します。
グリッドを開くとパターン登録した木炭が表示されるので、これまでと同様に在庫0の木炭を取り出そうとすると精錬が行われます。
作業台以外のクラフトを自動化する(搬入口が複数あるケース)
かまどのように、素材と燃料を別々に搬入しないといけない装置を自動化する場合、少し工夫が必要になります。
やり方は大きく2つあり、それぞれ向き不向きがあるので自動化したい装置によって使い分けましょう。
方法1 工業化MODのパイプ等を噛ませる
下の画像にようにクラフターを直接かまどに接続せず、クラフター→チェスト→Mekanismの物流ソーター(アイテムの仕分け装置)→パイプ→かまどのような感じで、搬入先の制御を外付けするやり方が1つ目の方法です。
下の例では、燃料を横、素材を上から搬入するという制御をRefined Storageで行わずに、物流ソーターのフィルター機能で実現しています。
上記のような構成を組む場合、パターンは以下のように登録します。
ちなみに、かまどの場合、原木が素材部分と燃料部分のどちらにも入り得るため、搬入先の制御が必要になりますが、アイテムによって搬入先が明確に決まっているような装置(Mekanismの冶金吹込機等)を自動化する場合、パイプに直付けでOKです。
この方法の良いところは、もう一方の方法と比べて、搬入するアイテムの柔軟性が高いところです。
方法2 クラフターとエクスポーターでアイテムを供給する
下の画像のようにかまどにクラフターとエクスポーターを接続し、素材をクラフター、燃料をエクスポーターで供給するやり方が2つ目の方法です。
エクスポーターを右クリックで開くと下の画像のようなフィルターの設定画面が表示されるため、石炭を指定します。これにより、かまどに対してネットワーク内の石炭が常に供給されるようになります。
上記のような構成を組む場合、パターンは以下のように登録します。
(石炭の供給をエクスポーターで行っているため、指定が不要になります。)
ちなみに、この方法で自動化するとかまどに最大1スタック分の石炭が供給されてしまいます。
これが嫌な場合は、エクスポーターにレギュレータアップグレードをセットし、供給する個数を指定してください。
この方法の良いところは、もう一方の方法と比べて省スペース化できる場合があるところです。
その他の自動化関連装置
良く使われるであろうものをピックアップして紹介します。
液体関連
流体グリッド:液体を管理するためのグリッド
◯◯流体ストレージディスク:液体を保管するためのディスク
クラフター関連
クラフトモニター:クラフト状況の確認やクラフトのキャンセルができる装置
クラフトマネージャー:ネットワーク内のクラフターを一括管理するための装置
ブロックの設置・除去
ディストラクター:目の前のブロックを破壊し、ネットワークに保管する装置
コンストラクター:指定したブロックを目の前に設置する装置
アップグレード
スピードアップグレード:様々な装置の動作速度を向上させる
スタックアップグレード:アイテムを転送する系の装置に装着するとスタック単位でアイテムを転送するようになる
レンジアップグレード:ワイヤレス送信機の有効範囲を拡大させる
クラフティングアップグレード:エクスポーター等に装着して使用すると搬出するアイテムの在庫が無い場合に、自動でクラフトしてくれるようになる
レギュレータアップグレード:エクスポーター等に装着して使用すると搬出先の装置に格納するアイテムの個数を指定できるようになる
シルクタッチアップグレード:ディストラクターに装着するとブロックを破壊する際にシルクタッチが適用される
幸運アップグレード:ディストラクターに装着するとブロックを破壊する際に幸運が適用される